-
1:ID:5Qoc.b · 2020-06-19

#刀剣乱舞 プレイ当時よく妄想していた大倶利伽羅と審神者(性別不問)のネタ供養。頭の整理をしたいので、ここに置かせてください。

1 件のコメント

2:ID: · 2020-06-19

互いに対して一個人としての感情を持ち始める審神者と大倶利伽羅。時が経つにつれ仲は深まるが、一方で顕現を維持する審神者の消耗もまた進行していた。最後の戦いを終え、ついに心身ともに限界を迎えるも、孤独な身の上であった審神者は帰還を拒否し、余命を刀たちと過ごす。やがて最期を悟った審神者は、詮無いことと思いつつも大倶利伽羅に来世の可能性を語りながら、静かに息を引き取った。――十数年後、大倶利伽羅は刀としての記憶を失いながらも転生し、どこか懐かしい顔ぶれの友人に囲まれて学校生活を送っていた。時おり夢に見る審神者との微かな記憶を頼りに、流行が過ぎ去り人気のまばらな刀剣展示館へ赴くと、同じ年恰好の人物が「大倶利伽羅」と名札をつけられた日本刀を見つめている。記憶に引っ掛かるその姿に、思わず声をかける大倶利伽羅。振り向いたその人も大倶利伽羅の姿を見て、待ち続けていた誰かと再会したような、安堵の笑顔を浮かべるのだった。

コメントの受付は終了しました。

一緒に読まれているつぶやき

ページ上部に戻る