さっきも書いたのですが、本当にうろ覚えなので色々と設定間違ってる可能性があります…突如、大将が本丸から姿を消した。来る日も来る日も大将を待っていたが、一向に来る気配がなかった。大将のいない本丸は寂しいが、それでも俺たちはいつもと変わらない日々を過ごす。内番や出陣、遠征や部隊編成、食事や清掃も全て俺たちのみで行った。ある日、近侍である俺、薬研藤四郎が政府に呼び出された。どうやら俺1人で来いとのことらしい。なにか新しい重要な任務でもあるのだろうか。政府「非常に残念なお知らせだが、この本丸はーーー・・・」薬研「!!!!……了解、しました…。」ーーーーーーーーーーーーーーーー鶴丸「お、薬研!どうだった?何か驚くことでもあったか?」薬研「…いや、特に何もなかった。今まで通り頑張れ、だと。」俺は誤魔化すことで精一杯だった。しかし、いずれ本当の事をみんなに言わなければならない。それほど重大なことだった。
Re:2 それから俺は政府から告げられた事が頭から離れなかった。それは出陣中に支障をきたすほどだった。不動「おぉい薬研!出陣中ってのに何ボーッとしてんだぁ??」薬研「っ、すまない。」思うように時間遡行軍を倒せず、他の奴らに迷惑をたくさんかけてしまった。燭台切「最近の薬研くん、なんだか元気がないみたいだね…。…今日の晩御飯、ちょっと豪華にしてみる?」大倶利伽羅「…」燭台切「聞いてる??」ーーーーーーーーーーーーーーーー乱「うわぁ〜!今日の晩御飯すごいね!こんなの久しぶり!」燭台切「喜んでもらえてなにより。…薬研くんも、お食べ!……薬研くん?」薬研「……!あぁ、すまん!」燭台切「薬研くん、何かあったのかい?悩みは抱え込んではいけないよ。抱えれば抱えるだけ君自身を苦しめるだけだからね」薬研「…ありがとう、言うべき時が来たら言うさ。必ず。」
Re:3 時間は限られている…早く言わねば。わかっている、頭ではわかっているのに言い出すことができない。もし俺が政府から告げられた事を伝えたら、みんなはどんな顔をするのだろう。どのような顔をすればよいのだろうか。薬研「なぁ、いち兄。もし…もし、もう二度とみんなに会えなくなる時が来たら…どうする?」一期「…そうだな、もしそうなる日が来たら、私はみんなにお礼を言うよ。何かの運命、縁で出逢い、一つ屋根の下で笑い合い、幸せな日々を過ごせたのも主やみんなのお陰だ。もう二度とみんなにあえなくなるなら、最期は笑顔で別れを告げるよ。勿論、主にもね。」薬研「……そうか、ありがとう」ーーーーーーーーーーーーーーーー1週間後、俺は決心し、政府からの連絡を告げるため一つの大部屋にみんなを呼び出した。薬研「…今日は、みんなに告げなければならない事がある。…政府からの、お告げだ……この本丸は………
Re:4 ……この本丸は、今月をもって、消えるそうだ……。」加州「!?!?………はぁ!?聞いてないんだけど!!それどういうこと!?!?主は!?俺たちはどうなるのさ!!!」大和守「ちょっと清光!落ち着いて!!落ち着いてってば…」加州「逆になんで落ち着いてられんのさ!!!急に主がいなくなって!!それでもいつも通り任務こなして!!主がいつでも帰って来れるように毎日本丸を綺麗にしてたのにさ!!そこで「本丸が消える」って急に言われて!!動揺しない方がおかしいでしょ!!」大和守「清光!!!!……ッ、動揺してるのはみんな同じだよ!!僕だって意味がわならない…」加州「安定…」薬研「続き、いいか…?…本丸の処分は政府がやっておいてくれるそうだ。それと、俺たちの刀解も全て政府がしてくれるそうだ。今から細かい説明をする、しっかり聞いてくれーーー・・・」
Re:5 俺は政府から告げられた事を全てみんなに話した。泣き出す者、俯く者、動揺する者…みんなとても辛そうだった。それを見ている俺も辛かった。それから俺らは本丸での生活をより楽しく、後悔のないよう過ごした。出陣はいつもより張り切って、内番もみんなで一緒に、遠征のお土産選びも、ご飯作りや本丸の清掃もみんなで楽しみながら行った。まるで思い出作りのように。ぶっちゃけ、今までで一番充実した一ヶ月間だったかもしれない。…ここに大将がいたらもっと充実していたのだろうか。ーーーーーーーーーーーーーーーーそしてついにその日が来た。薬研「みんなも知っていると思うが…今日でみんなともこの本丸ともお別れだ。」加州「…ねえ、やっぱり俺嫌だよ!せっかくみんなに逢えて!主にも愛されて!!可愛くなれたし!!それなのに!!それなのに…っ!本当に、今日、俺たちはさよならなの…??」大和守「清光…。」
Re:6 薬研「……ああ、残念だが今日俺たちはでさよならをしなければならない。…。……俺がここに顕現された時、大将と加州、鶴丸が俺を快く迎えてくれた。俺はとても嬉しかった。後から顕現されたやつらも俺たちと逢えてとても嬉しそうにしていた。太鼓鐘が顕現された時の燭台切は特に嬉しそうだったな。」燭台切「あぁ!あの時はとても嬉しかったのを昨日のように憶えてるよ。ね、貞ちゃん」太鼓鐘「おう!!」薬研「…この場を借りてみんなにお礼を言わせていただく。ありがとう…!」一期「!!私からも、ありがとうございました。主に、弟たちに、皆様に出逢えて本当に良かったです!」ーーーーーーーーーーーーーーーー俺たちは笑顔でみんなに別れを告げ合った。大将が言っていた「卒業式」とやらと雰囲気が似ていた気がした。
Re:7 ※(最初に誤字がありました、俺たちは さよなら です)薬研「…さて、そろそろ政府に行かないとな。短刀から脇差、打刀と順番に政府に向かってくれ!近侍である俺は最後に本丸の見回り、確認をしないといけないから俺は後から政府に行く」不動「薬研だけずりぃな」薬研「ずるくないぞ」ほとんどの短刀は粟田口派だった。みんな泣きながらいち兄の元へと駆け寄っていた。でも、最期はみんな笑顔で政府へと向かってくれた。脇差たちも、みんなに別れを告げてから政府へと向かっていた。槍たちも薙刀たちも政府へ向かった。残るは俺一人か。先程も言ったように、俺は最後に本丸の見回りをしなければならない。順調に育っていた野菜、今も元気な馬、加州や長谷部たちの手によっていつも清潔な大将の部屋。全て異常なし。俺も政府へ向かおうとした。一期「薬研。」薬研「いっ、いち兄!?」一期「順番に行けと弟に言われたのに守れないなんて、兄として失格ですな」
Re:8 薬研「えっ、なんでまだいるんだ?」一期「薬研が心配でね。…薬研は弟たちの中でもとびきりしっかりしていて、私顔負けの戦闘術で次々と時間遡行軍を倒していましたね。私はてっきり薬研は1人でなんでもできるしっかり者だと思ってしまっていた…。」薬研「いち兄…」一期「でも、この前薬研が夜な夜な相談に来て、とても不安そうな、怯えるような顔をしていたのを見た時、私の間違いに気付かされました。…薬研も辛かったんだね。1人であんな大勢の前でこの事を話して、薬研もとても怖かったんだね…あの時、相談してくれてありがとう。勇気を出して私たちに本当のことを伝えてくれてありがとう。薬研は私の自慢の弟です。」薬研「いち兄…!!……俺もっ、いち兄と出逢えて本当に嬉しかった…!!ありがとう…!!!」一期「…では、行こうか。」薬研「…あぁ。」
それから俺たちは政府へ向かった。政府に着くと、もう誰もいなかった。政府「薬研藤四郎、刀解の準備が出来た。早く来い」薬研「…はい。いち兄。今までありがとう。」一期「はい。私からも、ありがとう。」もし付喪神にも転生があったら、俺はまた薬研藤四郎として大将に、そしていち兄や兄弟、他のみんなの元へと行くんだがな。ーーーーーーーーーーーーーーーー加州「お、誰か顕現されたみたい!主っ、一緒に見に行こ!」長曽祢「おいおいあんまり走るな、主も顕現された刀剣男士も驚くだろう」鯰尾「誰がくるのかな〜!馬糞投げられる人だったら嬉しいなあ」加州「早く早く!いでよ!新たな刀剣男士!」………「よお大将。俺っち、薬研藤四郎だ。兄弟ともども、よろしく頼むぜ」
もえったーなのに占ツクみたいな事書き込んで申し訳ないです刀剣乱舞が大好きだった頃を思い出しながら楽しく書けましたみなさん、引き継ぎコードの機嫌には気を付けてくださいね…。
Re:11 期限!!
Re:11 あれほどいろんなところでDMMアカウント紐付け推奨されてたのに…
Re:13 その頃はまだ中学生のクソガキだったからね……説明とか知らね〜って感じのクソガキだったんですよ……
13 件のコメント
さっきも書いたのですが、本当にうろ覚えなので色々と設定間違ってる可能性があります…
突如、大将が本丸から姿を消した。
来る日も来る日も大将を待っていたが、一向に来る気配がなかった。
大将のいない本丸は寂しいが、それでも俺たちはいつもと変わらない日々を過ごす。内番や出陣、遠征や部隊編成、食事や清掃も全て俺たちのみで行った。
ある日、近侍である俺、薬研藤四郎が政府に呼び出された。どうやら俺1人で来いとのことらしい。
なにか新しい重要な任務でもあるのだろうか。
政府「非常に残念なお知らせだが、この本丸はーーー・・・」
薬研「!!!!
……了解、しました…。」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
鶴丸「お、薬研!どうだった?何か驚くことでもあったか?」
薬研「…いや、特に何もなかった。今まで通り頑張れ、だと。」
俺は誤魔化すことで精一杯だった。
しかし、いずれ本当の事をみんなに言わなければならない。
それほど重大なことだった。
Re:2
それから俺は政府から告げられた事が頭から離れなかった。
それは出陣中に支障をきたすほどだった。
不動「おぉい薬研!出陣中ってのに何ボーッとしてんだぁ??」
薬研「っ、すまない。」
思うように時間遡行軍を倒せず、他の奴らに迷惑をたくさんかけてしまった。
燭台切「最近の薬研くん、なんだか元気がないみたいだね…。
…今日の晩御飯、ちょっと豪華にしてみる?」
大倶利伽羅「…」
燭台切「聞いてる??」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
乱「うわぁ〜!今日の晩御飯すごいね!こんなの久しぶり!」
燭台切「喜んでもらえてなにより。…薬研くんも、お食べ!……薬研くん?」
薬研「……!あぁ、すまん!」
燭台切「薬研くん、何かあったのかい?悩みは抱え込んではいけないよ。抱えれば抱えるだけ君自身を苦しめるだけだからね」
薬研「…ありがとう、言うべき時が来たら言うさ。必ず。」
Re:3
時間は限られている…早く言わねば。
わかっている、頭ではわかっているのに言い出すことができない。
もし俺が政府から告げられた事を伝えたら、みんなはどんな顔をするのだろう。どのような顔をすればよいのだろうか。
薬研「なぁ、いち兄。もし…もし、もう二度とみんなに会えなくなる時が来たら…どうする?」
一期「…そうだな、もしそうなる日が来たら、私はみんなにお礼を言うよ。
何かの運命、縁で出逢い、一つ屋根の下で笑い合い、幸せな日々を過ごせたのも主やみんなのお陰だ。もう二度とみんなにあえなくなるなら、最期は笑顔で別れを告げるよ。勿論、主にもね。」
薬研「……そうか、ありがとう」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
1週間後、俺は決心し、政府からの連絡を告げるため一つの大部屋にみんなを呼び出した。
薬研「…今日は、みんなに告げなければならない事がある。
…政府からの、お告げだ……
この本丸は………
Re:4
……この本丸は、今月をもって、消えるそうだ……。」
加州「!?!?………はぁ!?聞いてないんだけど!!それどういうこと!?!?主は!?俺たちはどうなるのさ!!!」
大和守「ちょっと清光!落ち着いて!!落ち着いてってば…」
加州「逆になんで落ち着いてられんのさ!!!
急に主がいなくなって!!それでもいつも通り任務こなして!!主がいつでも帰って来れるように毎日本丸を綺麗にしてたのにさ!!そこで「本丸が消える」って急に言われて!!動揺しない方がおかしいでしょ!!」
大和守「清光!!!!
……ッ、動揺してるのはみんな同じだよ!!僕だって意味がわならない…」
加州「安定…」
薬研「続き、いいか…?
…本丸の処分は政府がやっておいてくれるそうだ。
それと、俺たちの刀解も全て政府がしてくれるそうだ。
今から細かい説明をする、しっかり聞いてくれーーー・・・」
Re:5
俺は政府から告げられた事を全てみんなに話した。
泣き出す者、俯く者、動揺する者…みんなとても辛そうだった。
それを見ている俺も辛かった。
それから俺らは本丸での生活をより楽しく、後悔のないよう過ごした。
出陣はいつもより張り切って、内番もみんなで一緒に、遠征のお土産選びも、ご飯作りや本丸の清掃もみんなで楽しみながら行った。まるで思い出作りのように。
ぶっちゃけ、今までで一番充実した一ヶ月間だったかもしれない。
…ここに大将がいたらもっと充実していたのだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
そしてついにその日が来た。
薬研「みんなも知っていると思うが…
今日でみんなともこの本丸ともお別れだ。」
加州「…ねえ、やっぱり俺嫌だよ!せっかくみんなに逢えて!主にも愛されて!!可愛くなれたし!!それなのに!!それなのに…っ!
本当に、今日、俺たちはさよならなの…??」
大和守「清光…。」
Re:6
薬研「……ああ、残念だが今日俺たちはでさよならをしなければならない。
…。
……俺がここに顕現された時、大将と加州、鶴丸が俺を快く迎えてくれた。俺はとても嬉しかった。
後から顕現されたやつらも俺たちと逢えてとても嬉しそうにしていた。
太鼓鐘が顕現された時の燭台切は特に嬉しそうだったな。」
燭台切「あぁ!あの時はとても嬉しかったのを昨日のように憶えてるよ。ね、貞ちゃん」
太鼓鐘「おう!!」
薬研「…この場を借りてみんなにお礼を言わせていただく。
ありがとう…!」
一期「!!
私からも、ありがとうございました。主に、弟たちに、皆様に出逢えて本当に良かったです!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
俺たちは笑顔でみんなに別れを告げ合った。
大将が言っていた「卒業式」とやらと雰囲気が似ていた気がした。
Re:7
※(最初に誤字がありました、俺たちは さよなら です)
薬研「…さて、そろそろ政府に行かないとな。
短刀から脇差、打刀と順番に政府に向かってくれ!
近侍である俺は最後に本丸の見回り、確認をしないといけないから俺は後から政府に行く」
不動「薬研だけずりぃな」
薬研「ずるくないぞ」
ほとんどの短刀は粟田口派だった。
みんな泣きながらいち兄の元へと駆け寄っていた。
でも、最期はみんな笑顔で政府へと向かってくれた。
脇差たちも、みんなに別れを告げてから政府へと向かっていた。
槍たちも薙刀たちも政府へ向かった。
残るは俺一人か。
先程も言ったように、俺は最後に本丸の見回りをしなければならない。
順調に育っていた野菜、今も元気な馬、加州や長谷部たちの手によっていつも清潔な大将の部屋。
全て異常なし。
俺も政府へ向かおうとした。
一期「薬研。」
薬研「いっ、いち兄!?」
一期「順番に行けと弟に言われたのに守れないなんて、兄として失格ですな」
Re:8
薬研「えっ、なんでまだいるんだ?」
一期「薬研が心配でね。
…薬研は弟たちの中でもとびきりしっかりしていて、私顔負けの戦闘術で次々と時間遡行軍を倒していましたね。
私はてっきり薬研は1人でなんでもできるしっかり者だと思ってしまっていた…。」
薬研「いち兄…」
一期「でも、この前薬研が夜な夜な相談に来て、とても不安そうな、怯えるような顔をしていたのを見た時、私の間違いに気付かされました。
…薬研も辛かったんだね。1人であんな大勢の前でこの事を話して、薬研もとても怖かったんだね…
あの時、相談してくれてありがとう。
勇気を出して私たちに本当のことを伝えてくれてありがとう。
薬研は私の自慢の弟です。」
薬研「いち兄…!!
……俺もっ、いち兄と出逢えて本当に嬉しかった…!!
ありがとう…!!!」
一期「…では、行こうか。」
薬研「…あぁ。」
それから俺たちは政府へ向かった。
政府に着くと、もう誰もいなかった。
政府「薬研藤四郎、刀解の準備が出来た。早く来い」
薬研「…はい。
いち兄。今までありがとう。」
一期「はい。私からも、ありがとう。」
もし付喪神にも転生があったら、俺はまた薬研藤四郎として大将に、そしていち兄や兄弟、他のみんなの元へと行くんだがな。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
加州「お、誰か顕現されたみたい!主っ、一緒に見に行こ!」
長曽祢「おいおいあんまり走るな、主も顕現された刀剣男士も驚くだろう」
鯰尾「誰がくるのかな〜!馬糞投げられる人だったら嬉しいなあ」
加州「早く早く!
いでよ!新たな刀剣男士!」
………
「よお大将。俺っち、薬研藤四郎だ。兄弟ともども、よろしく頼むぜ」
もえったーなのに占ツクみたいな事書き込んで申し訳ないです
刀剣乱舞が大好きだった頃を思い出しながら楽しく書けました
みなさん、引き継ぎコードの機嫌には気を付けてくださいね…。
Re:11
期限!!
Re:11
あれほどいろんなところでDMMアカウント紐付け推奨されてたのに…
Re:13
その頃はまだ中学生のクソガキだったからね……
説明とか知らね〜って感じのクソガキだったんですよ……