もえったーでいいかな。
某ウェブ漫画誌の公式アーカイブに載せられていた作品でボロ泣きした。
とある人工知能を搭載したロボットが、戦争によって持ち主である青年とバラバラになり、自分の体を自分で改良しながら探し歩くという話。自己改良された体は当初の姿とはまったく違うものになってしまったけど、再会した瞬間に持ち主の青年はすぐにわかってくれて、「探してくれてありがとう」と泣く青年の涙がロボットの目に落ちて、ロボットも涙を流しているように見える演出でラストを迎えた。
短編漫画ではあったけど、雰囲気がとても綺麗で切なくて、でも温かくて愛情に満ちていて。
読み終わった時にはボロボロと泣きながら、私もこんな漫画を描きたいと思った。
趣味で漫画を描いているけど、それに関して自分のあり方を問うことが増えた。感想が欲しいから描いているのか。賞賛されたいから描いているのか。
私は、こうやって誰かを感動させたいから描いている。
良い作品に出会えて嬉しい。ありがとう。
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