-
1:ID:KO9sOS · 2017-09-04

伊勢物語の話。業平に仕えるある女の子の恋人から「雨が降っており、貴方のもとへ行くか悩んでいる」と言われた折、まだ若い女の子の代わりに主人の業平が「己が愛されているか聞けはしないけど、その答えを知る雨は降っています」という歌で返事をした所、恋人はずぶ濡れになって会いに来たとか。
恋人も業平もイケメン…。業平は「甲斐性のない男よ、私に仕える女と契るなら、雨になぞ負けず会いに来たれい」とか思いながら書いてたらいいなあ、と妄想も止まらない…。

2 件のコメント

2:ID: · 2017-09-04

ちなみに伊勢物語の他、古今和歌集では歌番号705番に載っている「かずかずに 思ひ思はず 問ひがたみ 身を知る雨は 降りぞまされる」という和歌になります。恋人は藤原敏行と明らかな一方、女の子の素性は不詳ですが、そんな女の子の1人のことで二人の男性、片や恋人、片や色男で有名な主人がそれを巡るやりとりをしていると思うと…かっこいい…業平からの挑戦と敏行のプライドがぶつかっているようで…。

1 件のコメントが除外されました。[詳細]
コメントの受付は終了しました。

一緒に読まれているつぶやき

ページ上部に戻る