妄想です失礼します。
駄菓子屋で働く無口で強面のおっちゃんになついてる近所の子供たち。お母さん方からは井戸端会議で話題に悪い意味で話題に挙がるけど、子供たちはおっちゃんの事を顔ではなく中身を見ているんです。
「「おっちゃーん遊びに来たよ~!!」」
「……ん」
「おっちゃんがしーれる駄菓子おいしい!」「シーレル?」「母ちゃんが言ってたんだぜ!」「むつかしいことばだな」「おれ、あたまいいからつかえるんだぜ」「スゲー!!」
「……」
「おっちゃんわらった?」「おっちゃんわらった!」
みたいな優しい世界。大好き。
3 件のコメント
よく来てくれるのはやはり子供で、幼稚園や小学校が終わり、宿題を済ませたあとすぐ駄菓子屋さんに行くんだ。お手伝いでもらったお金をバリバリ財布にいれて、走って行く。友達と遊びに行くときの待ち合わせだったり、暇なときに来たりするよ。
ませている女の子なら、「わたしね、おじさんとけっこんするー!」とか言いそう。で、周りに来ていた男の子たちが「ひゅーひゅー!」とかやる。おっちゃんあたふた。冷やかされて恥ずかしくなって、両手で顔を覆っている。かわいい。
そんな日常にある小さな幸せと大きな萌えが好き……。
無口で強面なおっちゃん良いよー。そのおっちゃんを笑わせてくれるのが子供たちなんだ。
このおっちゃん、本当は保育士とか幼稚園の先生やりたかったんだけど顔が怖いからって理由で拒否されている。本当はこんなことないかもしれないけどね?
じゃあ他に子供たちを笑顔に出来る仕事はなんだ? と考えて始めたのがこの駄菓子屋さん。
このおっちゃんはねー、子供たちが大好きなんですよ。特に笑っている顔が大好きで、幸せになってほしいと常に思っている良いおっちゃんなんです。
だからか例えお芝居だったとしても、子供が危険な目に遭っていたり、悲しんでいるのなら変わってあげたいと思うんですよ。
そんなおっちゃんだからこそ子供たちはおっちゃんが大好きで、ほぼ毎日行っているんだ。おっちゃんは話を真剣に聞いてくれて、泣いていたらそっと慰めてくれる。宿題難しいなーとぼやいたら、一緒に悩んで(おっちゃんは答えわかる)くれる。
そんな駄菓子屋のおっちゃんと子供たちという妄想。